自分だったり、親、兄弟、姉妹が病院で亡くなった後から退院するまで、実際にどのような事が行われるか気になりませんか?このシリーズは、その具体的な内容をお伝えできればと思います。
とその前に、私には関係ないなと思われた方、ちょっと待ってください。
現状どのくらいの人が、病院又は診療所で亡くなっているのか、実際の数字をご覧ください。
約70%の方が病院又は診療所で亡くなっています。細かい数字を掲載しておきます。以下。
死亡場所の割合を厚労省のホームページより。人口動態の第1-25表より抜粋
https://www.mhlw.go.jp/toukei/youran/indexyk_1_2.html 2022.7.29現在
(因みに生まれた場所は、病院又は診療所で約99%。)
在宅で亡くなる方は、約16%です。まだまだ、人の死は、自宅以外が多く馴染みの薄い事柄だと思います。という事は、人が亡くなった時の実際の全体の動きが分からず焦ったり、迷ったり、困った状況になる可能性が高いです。
ですので、少しでも心構えができればと、看護師目線ではありますが、病院で実際に行われていることをお伝えしていきます。
今回は、病院又は診療所で亡くなる方は約70%で、あなたもあなたの家族も病院又は診療所で亡くなる可能性が高い事をお伝えしました。
次回は、病院で亡くなる直前の動きについてです。