第33回 コロナと看護師No2

前回は、コロナが日本全体に与えた影響を図から説明させてもらいました。

前回も、言ったんですけれど本当にインフルエンザになった患者さんがいなかったんですよ。

例年だったら、患者さんが何人かインフルエンザになっていました(詳しい数値はごめんなさい。数字を出してしまうと今働いている病院がどのくらいの規模かってのがわかってしまうんで(-_-;))

スタッフでもかかってしまう人が出るのが当たり前でした。インフルになると仕事に出てこれない→管理職の人が勤務表の修正をするってのが常でした。

それが、全くなかったんです。0です!何回も言いますがゼロなんです。自助の威力様様です。

コロナの出現で手洗い、うがい、マスク着用、アルコール消毒等の自助が当たり前になった結果インフルエンザが抑え込まれましたよね。2019-2020と2020-2021シーズン医療の現場で働くものとしてコロナでとても大変な中、「インフルエンザは流行るな!」と祈っていた事を思い出します。コロナもインフルエンザも感染経路が似ているので、自助が今後も当たり前になっていってくれればと思います。

コロナで変わったことと言えば、面会の方法です。世の中の働き方が、リモートワークになる流れに乗って、面会もリモートになりました。病院は、感染に関してはとてもシビアなので、このリモート面会はしばらく続きそうな気がしています。ちなみに直接面会がOKになるのは特別な時だけですね。特別というのは、ICがある時や転院、亡くなりそうな状態の時とかですね。あとは、コロナが収まりそうになった時、つまり波と波の谷間になった時です。

リモート面会もそうですが、面会されると多くの人が喜ばれます。普段何気なくできていた事の重要さを感じてしまいます。