第37回  コロナと看護師 No5            一看護師が考えるコロナについて

※※※これは、完全に私見です。コロナの今後を最終学歴専門学校卒の40代の人が自由に想像したものです。

コロナはウィルスです。インフルエンザと同じだから、感染経路も似ているので、同じ予防策である程度は防げると思います。

コロナウィルスの脅威がどの程度か考えてみます。コロナウィルスが主に感染するのは人です。その感染の主体である人をコロナウィルスが抹殺させてしまうことはあるのか?

これは無いと思います。

その理由です。もしあなたがコロナウィルスとしましょう。あなたは感染主体である人を抹殺させたいですか?答えはノーだと思います。抹殺せてしまったら、自分も地上からいなくなってしまうからです。

「生き物」の規定にウィルスを入れる入れないの問題は置いておいて、生き物は、個体数を多くするように生きています。これをコロナウィルスに当てはめたら、人と共に生きていこうと考えるのは理にかなっていると思います。人間は、地球上で繁栄を極めていますからね。コロナウィルスは頭の良い選択をしたと思います。

これと同じ選択をしたウィルスが約100年前にいます。インフルエンザウィルスです。人類を抹殺せず、共に100年です。

だから、「ウィズコロナ」って最初に考えた人は頭が良いなぁって思います。逆に、「打倒コロナ」とか「コロナに勝つ」とか「コロナ撲滅」みたいな標語はちょっと的が外れている気がします。

今後の世界をちょっと考えてみましょう。

皆さんもうすうす察していると思いますが、コロナは、インフルエンザと同じ扱いになるでしょう。今国の偉い所で、コロナウィルスの感染症分類をどう変更するか話し合われています。

連日ニュースでは、コロナの死者数に加えて、基礎疾患の有無も放送されています。私は、この報道を聞くたびに、「基礎疾患は悪」と言っているように感じます。そんなことを毎日聞いていたら、これからの生活で基礎疾患が無いように生きていかないといけないじゃんってなりませんか。なので、今後の世界は、健康志向の物やサービスの需要が増えると思います。需要が増えたところには、まがい物も増えるので、利用するときは十分に気をつけたいものです。