第36回 病院の抜け道No1                    コロナで面会制限があっても、スタッフから患者さんの状態を直接聞く方法

コロナが流行って、今でも面会が制限されています。(2022年8月現在)

面会制限があるので家族が、患者さんに直接会うことはできないんですが、ケアに関わっているスタッフから状況を聞くことができる方法があります。しかも、定期的にです。

「そりゃ、病棟に直接電話をかけて聞けばいいでしょ」って思われた方、それも答えの一つですね。

実はもう一つあります。それは、着替えなど入院している時に洗濯が必要な物を授受できるようにすることです。

何それ?って感じですよねw詳しく説明しますね。

洗濯が必要な物つまり、入院中に着る服(手術着は別です。)、下着、靴下、タオル類は、自前なんです。入院したとき着る病衣は、医療費には含まれていないんです、自己負担ってことでこの医療費に含まれていないって事がポイントです。医療費に含まれないってことは、自分でどうにかしないといけない。言い換えると、自分または家族で行う余地があるって事になります。

患者の方が、自分で洗濯ができるのならいいのですが、それが難しい場合があります。難しい場合はどうなるか、家族の方が洗濯をするしかないですよね。その時、洗濯物の受け渡しが発生するって話です。

コロナ禍で面会は制限されましたが、洗濯物の授受は制限したところがあるのかな?制限したら洗濯代が病院の実費になってしまうのでなかなか判断に困る部分があると思いますが。私の働いている病院では、洗濯物の授受の制限はしなかったですね。だから、毎週病院の入り口付近で受け渡しです。

さて、いかがだったでしょうか。病院のシステム的に、患者さんの家族は定期的に病院に来ることができるって話でした。