第35回 コロナと看護師No4

前回は、コロナワクチンをうつと副作用で発熱することが多く、その対処としてアセトアミノフェンが使用されることが多かったことをお伝えしました。

今回は、ワクチンの副作用で起きている病院の現状をお伝えできればと思います。

みなさん、ワクチンをうった翌日の体調はいかがでしょうか。多くの方が体調を崩してるのではないでしょうか。デキる企業は、うった翌日は特別有給扱いなんて所もあるみたいで。うらやましい。

病院のスタッフもうつときは休みの前日にしたりして対応していますね。スタッフがうつための調整をする人は大変です。「外来でワクチンが余ったから、病棟で誰かうてる人がいない?」なんて問い合わせがあったりもするんで、その日急にうつ調整もしたりです。その調整する人は、大体管理職の人か病院の感染委員会の人ですかね。

そうそう、外来でワクチンをうつ病院は、ワクチンの管理も大変ですが、一般の方にうつための準備が煩雑になっています。うつ方の年齢(→ワクチンに年齢制限がある)、回数(→前回うった後一定の期間を開けないといけない)大きくはこの二つ。ワクチン接種が4回目に入っていて、国民の80%以上が2回以上接種している(2022年8月現在)状況ですが、累計で3億回以上うっているそうですよ。これだけうっていれば、うち間違いも出てしまいます。

人間は、ミスをする生き物なんでしょうがないです。うった薬剤が生理食塩水だけだったとか、モデルナをうつ予定がファイザーだったとか、必要量うっていなかったとか、うっちゃいけない人にうってしまったとか、ニュースになっていましたね。

少しでも人的ミスを無くすんだったら、早くマイナンバーカードを使ったシステム作りをしたもらいたいものです。ポイントどうのこうのより、マイナンバーを持っていたら、生活がこれだけ便利になります!!!っていったもらいたいです。

例えばですが、コロナで10万円が国民一人一人に振り込まれたと思いますが、マイナンバー紐づけの銀行があれば簡単ですよね。ワクチン接種でも、「あなたは何回目になるので〇月〇日以降この地域のどこかの病院or診療所に行ってください」って連絡をできると思うんですよ、国が本気になれば。今からでもマイナンバーを上手に使ってもらいたいな・・・