第25回 看護師も結局一人の人間です・・・No3

前回は、勤務時間ではない看護師がまだ「そこ」にいる理由をお伝えしました。

今回は、声を掛けられやすい人、掛けにくい人の違いを私の経験からお話していきます。

その違いは、ズバリ、優しいか優しくないかです。その性格が、まず記録をするための位置取りから現れます。優しくない人は、記録をするとき周囲から声を掛けにくいところ兼ナースコールから遠いところにポジショニングします。優しくない人は、ある意味賢いとも言えます。

優しいい人は、その残りのポジション、廊下の近くで外部の人から声を掛けやすかったり、ナースコール近くだったりします。

次に、声を掛けられた時の反応です。優しい人が物理的にも近い位置にいるので反応せざるをえません。これを繰り返していくとどうなるか。

悪賢い(失礼!)人は、優しい人たちから「あの人は、声掛けやナースコールに出ないよね」となります。すると、記録をしている人たちのメンバーを見た時、対応するのは誰かってのが必然と絞られてくるって話になります。

ここで、一般の人達からよく聞く「看護師の対応が悪かった」の原因についてです。ここまで話してきているので、お察しの人はいますよね。優しくない人に当たれば・・・以下略。

ま、時間外で記録をしている中、普段対応しないのに、対応するとなったらその結果は良くないものになります。