第40回 看護師国家試験のはじめの一歩         これを知っているといないとで、運命を分けるかも⁉No3  長い試験時間を集中力を落とさず有効に活用する方法

前回、人間はミスをする生き物。前々回、国試は、時間の使い方も受験生に試しているって話をしました。

今回は、ミスの低減策と試験時間の使い方両方の具体的な対応策についてお話していきたいと思います。

いきなりですが、ポモドーロ・テクニックをご存じでしょうか。ご存じでない方の為に具体的にはこんな方法です。

・25分間作業をする

・5分ほど休憩する

・これを4回繰り返したら、長めの休憩をする

という方法です。

恥ずかしながら、私は知りませんでした。今回この記事を書くためにググったら、私が国試で行っていた時間管理と似たようなものを発見したので、引用させていただきました。

ちょっと休憩時間が細かすぎないか?と疑問に思われるかもしれませんが、国試は丸一日がかりなので、このぐらい小まめの方が午後のラスト30分の疲労感は少なくできると思います。

それと、「25分って区切ったら問題の途中になることが絶対あるよ!」と、ご指摘があると思います。臨機応変にいきましょう。25分前後のキリの良い所で休憩しましょう。

この方法には注意点があります。人には個人差があるという事です。全員には当てはまらない事は承知しています。ですので、自分なりの集中できる時間を見つけてもらいたいです。その為の何回もある模擬試験だと思っています。そもそも、集中するのに時間がかかる人もいるはずです。だとすれば、作業時間25分を50分にするのも良いと思います。

さて、休憩中に何をすれば良いでしょうか。

基本的に席から離れることはできないので、背伸びをしたり、首を回したり揉んだり、自分なりのリラックスをしましょう。首周りの血流を良くすることを意識するとよいでしょう。目を酷使しているので目を閉じることも良いと思います。足を伸ばすことなんかもいいかもしれません、くれぐれも前の人や机を蹴ったりしないようにしましょう。左右の間隔は、思った以上に広いです。気にせず腕を伸ばして下さい。おすすめは、ルーティンを決めておく、です。一例として、ストレッチを腕→脚→足先→腕に戻って、最後に首。目をつぶってリラックス。

最後に、休憩時間についてです。5分は長く感じます。私は、ルーティンを行ったら再開するようにしていました。長めの休憩は、時間で決めるのではなく、一通り問題を解き終わった時、回答に困った問題をまとめて見直した時、自分の回答がマークシートに間違わず書き写せているか見直した後、1回見直しを終えた時で主に取っていたと思います。

結局、基本形を自分なりの形にしていく事が必要って事ですね。受験生の皆さん、応援しています。この記事が、少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。

看護師の皆さん、この方法以外に良い方法をご存じの方は、ぜひコメントをよろしくお願いします。